来てくださってありがとうございます。

こちらの記事はスペイン旅行①〜③の続きです。



2024年9月27日(金)
この日はマドリードからショートトリップ。
英語とスペイン語で巡るバスツアーに日本語ガイドさんと参加します。
こちらの内容のツアーを「みゅう」というツアー会社さんで手配していました。
(今回の旅行ではバルセロナでのサクラダファミリアツアーも「みゅう」さんを利用しました。)

日本語ガイドと行く セゴビアとトレド1日観光
価格:66,080円(税込) ※2024年9月予約時
1日で結構価格が高いなぁ、でもせっかくだし、ということで申し込んでみましたが
結果、とても大満足のツアーでした!
これからスペインに行かれる方にはお勧めできるツアーです。
朝 ガイドさんと合流
集合時間はAM7:15。
今日のガイドさんと合流します。
集合場所はラスベンタス闘牛場前広場。
ホテルからはタクシーで行きました。
地下鉄で行こうと思っていましたが、調べてみると集合時間に間に合う地下鉄がなくて。
(たぶん。でも、スペインの地下鉄は5時代から動いているとネットにもガイドブックにも書いてあったので私の調べ方が悪かった可能性もあります。)
マドリードはいたるところにタクシー待ちの場所がありまして、そこに行けばタクシーいます。
7:10頃集合場所に到着すると、私の名前を掲げた今日のガイドの女性が待っててくれました。
いろんな国の方が乗った大きなバスに乗って出発。
最初の目的地のセゴビアまではバスで1時間半程。(爆睡)

ベンツでした!
セゴビア
朝のセゴビアに到着。
私セゴビアというところを今回の旅行で初めて知りました。
セゴビア
セゴビアはマドリードの北西約90kmの標高約1,000mの丘陵に築かれた町。
その歴史はローマ時代の城塞に遡り、イスラムの支配の後、11世紀以降はカスティーリャ王国の中心都市となり、毛織物産業が繁栄。
古代ローマから中世に至る建造物が、栄光の歴史を物語ります。
早朝だったこともあるけどとても寒かった~。
念のため~と思って、ダントンの薄いダウンを持っていきましたが、なかったら凍えるところでした。
混載のバスツアーですが、ガイドさんと私はバスツアーの方たちとは別行動です。
到着してすぐにローマ水道橋に行きます。
朝の混んでいない時間に写真を!と、ガイドさんに連れられローマ水道橋へ。
ローマ水道橋
旧市街の外れに聳える全長約728m、最高所が約29mに達する巨大な水道橋は丘の上の町まで水を供給するために、ローマ時代の1世紀ごろに建設されたもの。
接合剤を一切使わず花崗岩を積み上げただけにもかかわらず、2000年もの時の流れと風雪に耐え、当時の姿を今にとどめています。
1884年まで実際に使用されていました。
1985年に「セゴビア旧市街とローマ水道橋」として世界遺産に登録されています。


昔はこの足元の間をバスが通っていたそうです!!(現在は不可)
接着材的なものを一切使っていないみたいなんですけど、うそでしょ!?って感じでした。
しかもローマ時代に作られたって・・・
めちゃめちゃきれいに残ってるんです。
昔の技術すごすぎです。

ローマ水道橋は悪魔によって建てられたという伝説が残っているらしく、こちらの伝説の悪魔像が作られたそうです。
自らの偉業に満足している悪魔が、水道橋をバックに自撮りしている場面で、足元には橋の完成に必要だった最後の石が置かれています。
この悪魔像、比較的新しく設置されたもののようです
次は歩いてアルカサル城に向かいます。
アルカサル
アルカサル
町の突端に建つアルカサルは、歴代カスティーリャ王の居城。
ディズニーの白雪姫のお城のモデルにもなったお城です。




「白雪姫」のお城のモデルということで、やっぱりシンデレラ城のほうがインパクトありますよね笑
セゴビアの街並み




このセゴビア大聖堂世界遺産みたいです。
ガイドさん説明してくれたと思いますが今知りました。(無知って恐ろしい)

カフェラテとセゴビア名物のお菓子(甘いけどおいしかった!)
セゴビアの街は昔のまま残っていました。
レトロなかわいさもあって、リアルディズニーランドという感じでした。(ワールドバザール)
街並みを見ながら集合時間になったのでバスに戻ります。
セゴビアを後にして、次はバスに乗ってトレドに向かいます。
トレド
バスに乗って2時間ちょっと。
PM1:30頃トレドに到着しました〜
トレド
トレドは歴史的な建物や建造物がそろう、スペインを代表する観光都市です。
スペイン中央部に位置し、タホ川に三方を囲まれた小高い丘の上にあります。
天然の要塞都市として独自の文化を築いたトレドは、1986年に古都トレドとして世界文化遺産に登録されました。
トレドの歴史
トレドは紀元前3,000年前から人々が暮らし、6世紀には西ゴート王国の首都となります。
その後、8世紀から11世紀には支配を強めたイスラム勢力トレドの地を治めました。
さらに、その後は再征服運動でキリスト教国が力を強め、カスティーリャ王国の首都となりました。
トレドは時代により数多くの勢力の中心地として発展し、このようなキリスト教やイスラム教が融合する文化が形成されました。
昼食
まずはランチです。
こちらのツアーは食事ついていないので各自でとります。
ガイドさんの知り合いおすすめの鹿肉が食べられるお店があるということで、そちらに行くことにしました。


ランチは18ユーロでした

生ハムメロンとパン
(メニュー写真の左側から選択)

鹿肉とポテト
(メニュー写真の右側から選択)

パンナコッタ
(アイスなどの3種から選択)
とっても美味しくてボリュームもあって大満足。
お腹いっぱいで午後の観光に向かいます。
サント・トメ教会
スペインの超有名画家エル・グレコの最高傑作と呼ばれるものがあるということで入りました。
(こちらの入場料はツアー料金には含まれません。2.5ユーロ。)
エル・グレコ(1541~1614年)
ギリシア人でクレタ島の生まれ。
当時、クレタ島はヴェネツィア領だったので、ヴェネツィアで絵画修行をした。
ローマでミケランジェロなどの作品に接しルネサンスの影響を受け、スペインに渡り1577年からトレドに定住して制作活動を行った。
トレドの名画家として存命中評価されるも、引き伸ばされた人体や独特の色遣いなどから奇抜とされ、1614年の没後、その作品が再び受け入れられるのは19世紀になってから。
パブロ・ピカソやポール・セザンヌ、印象派の画家たちに影響を与えている。

オルガス伯の埋葬
エル・グレコが手がけた最大の作品。(457 × 335cm)
トレドの役人オルガス伯爵の葬儀で起きたとされる奇跡を描いている。
前景には、金の衣をまとった2人の聖人が描かれ、その後ろには参列者たちがいる。
信徒たちの霊的救済を象徴する男性たちの列は、キリストがいる天上界と葬儀が行われている地上界を分けるものとして表現されている。
教会を出るところにあるお土産屋さんでエル・グレコの靴下買いました!

12.95ユーロ
トレド大聖堂
次にトレド大聖堂へ。
こちらは事前にガイドさんから説明を聞いて、中には一人で入ります。
(多分入場料がかかるから)
トレド大聖堂
ローマ時代に城塞都市として築かれたトレドの繁栄を象徴するトレド大聖堂。
1226年に着工し1493年に完成した、スペインゴシック様式最高傑作ともいわれる大聖堂。
スペインで一番の規模を誇り、増築を繰り返しオリジナルの部分は少なくなっているが、高い芸術性を維持している。
エル・グレコの息子である建築家のホルヘ・マヌエルも塔の一部を建築したといわれている。


檻の外から

檻から手を入れて撮影

ガイドさんに事前に資料をもらって、ここだけは見てきなさい!というところを一人で回ってきました。
主祭壇には1948年から1504年にかけて制作された木彫りの彫刻でキリストの生涯が再現されています。
こちら、全て同じ大きさに見せるために上に行くほどサイズを大きくしているとのこと。
そんなに昔に作られたものとは思えないほどきれいに残っていました。
トレド街歩き
バス集合時間まで時間がありましたので、ガイドさんと街中を歩きました。
この辺りはマサパン(マジパン)が有名らしく、こちらの「SANTO TOME」というお店で小さいマサパンをいくつか購入しました。
マサパンといえばこのお店!って感じのお店だそうです。

箱や袋がかわいかったです

ドーナツとかいろいろ売ってました

かなりレトロなお人形だったけどかわいかった

おもちゃみたい

ガイドさんと街中を歩きました。
多分一人で歩いたら元の場所に戻ってこれなくなるくらい路地が複雑でした。
車が通れる場所もかなり限定されています。
とても不思議な街並みでした。
丘の上から見たトレド
集合時間にバスに戻り、帰る前にトレドを見渡せる場所で写真を撮りました。


空がとってもきれいです
写真撮影が済んだら本日の観光は終了。
バスでマドリードに戻ります。
マドリードに到着
トレドからマドリードまではバスで約1時間。
帰りは朝の集合場所のラスベンタス闘牛場前広場で解散になります。
ガイドさんに今日一日のお礼をして、帰りは地下鉄でホテルまで戻りました。
その地下鉄に乗る際、なんとガイドさんが地下鉄のチケットの購入までお手伝いしてくださいました。
スペインに来て地下鉄に乗るのは初めてだったので、とても助かりました°˖✧
とても良いガイドさんに恵まれ、楽しく充実した一日を過ごすことができました。
スペインにまた来ることがあったら、セゴビアもトレドもまた訪れたいです!
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